下諏訪のお宿
ぎん月
上品な天然温泉の宿
趣のある木の格子扉を入ると、洗練された雰囲気のロビーへと続きます。お部屋やお風呂、館内全体に掃除が行き届いていて清潔感があるので、心地よい時間を過ごせます。
お風呂セットを入れる籠バッグや、用意されている浴衣も、女性が喜ぶ素敵なデザインで、細やかな気配りが随所に感じられるおもてなしに心も温まります。
温泉は露天、内湯ともに「綿の湯」の源泉かけ流しで、柔らかく肌に優しいお湯です。
昭和初期まで割烹料理店だったので、料理にはこだわりがあり、四季折々、信州の風土が培った滋味あふれる食事が堪能できます。
また下諏訪の町民に愛されてきた名飲食店との提携プランなどもあり、いらっしゃるお客様のさまざまなニーズにお応えしつつ下諏訪を楽しんでいただけるようご準備しております。
旅館の顔でもあるフロントスタッフは、言うならば下諏訪コンシェルジュ。知識も豊富なので、下諏訪の極上スポット、美味しい店など分からないことがあればぜひ色々と相談してみてください。
history お宿の歴史
起源は下諏訪宿の一料理屋
下諏訪宿が中山道随一の宿場町として栄えていた江戸時代にあった「えびすや」という割烹料理屋さんが、ぎん月の始まりでした。やがて江戸時代から明治、大正と時は流れ、昭和の戦前の頃には料理屋としてだけではなく、地元企業(主に精密機器)の社員寮としても営むようになりました。戦時中には、諏訪は都心からの疎開先となっていたので、疎開してきた人々を積極的に受け入れたりもしていたそうです。
歴史と伝統を受け継いで旅館「ぎん月」へ
宿場町の料理屋から始まり、社員寮、疎開受入れなど沢山の人々の受入れを経て、昭和23年、料亭旅館「ぎん月」として生まれ変わりました。その後は、一般の宿泊はもちろん、合宿としての利用も多く、東京の名門私立高校などが盛んにぎん月を利用しました。現在でも現役学生の合宿を受け入れており、卒業して大人になったOBOG達が当時を懐かしんで再び泊まりに来ることもあるそうです。
お宿のこだわり
「土地を味わう」料理
鯉や鱒、山菜など、下諏訪のこの土地が育んできた伝統的な食材を使うことにこだわっています。この土地で採れる旬の食材をふんだんに使って「土地を味わう」ことを意識し、ここでしか食べられない料理を出すことで、ここに来た意味を提供します。
神話の源泉「綿の湯」
ぎん月の温泉は綿の湯源泉かけ流し。綿の湯には、「諏訪大社のご祭神の妃神 八坂刀売神(やさかとめのかみ)が開湯された温泉である」という伝説が語り継がれています(綿の湯伝説の詳細はこちらから)。そんな綿の湯は柔らかい泉質で、湯上がりがしっとりすると多くの方からご好評いただいております。内風呂は24時間開放、露天風呂は20時~23時の間貸切(有料1,000円/30分)でご利用いただけます。
おすすめのお部屋「湖月」と「山月」
総部屋数13部屋(和室11室 / 和洋室2室)の中でも、諏訪湖を眺めることができる4Fのお部屋「湖月」はおすすめ。また、反対側に位置する「山月」からは、しもすわ今昔館おいでや内に建っている水運儀象台を見ることができ、夜になるとライトアップされ、魅力的な雰囲気を楽しめるのでこちらのお部屋もおすすめです。
facility 館内での過ごし方
温泉にゆっくり浸かったあとは、気の向くままにゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。ロビーのソファに座りながら本棚の本をゆっくり読んだり、庭を眺めたり....。あえて「何もしない」という贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。館内は季節ごとの飾りつけにもこだわっているので、そちらもぜひご覧ください。
お宿おすすめ
厳選スポット
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朝御饌祭(諏訪大社下社秋宮)
諏訪大社では毎朝6時頃から、神様に供物を捧げるための神事「朝御饌祭(あさみけさい)」が行われています。宿泊者からの希望があれば、女将が早朝に案内してくれます。※事前予約制
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山王台(諏訪大社下社秋宮)
諏訪大社下社秋宮の正面鳥居右側から奥に抜けた先の駐車場は通称「山王台」と呼ばれ、諏訪湖を一望できる場所となっています。夏は諏訪湖花火をここから見るのもおすすめです。
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万治の石仏
諏訪大社下社春宮の近くにおわす石仏。そのユーモラスな風貌はかの有名な芸術家、岡本太郎も絶賛したほどです。ぜひ春宮の参拝と合わせて足を運んでみてください。
Information
営業形態(休日) | 年中無休 |
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宿泊料金目安 | 16,500円(税込)~ ※1泊2食2名利用で1名あたり |
住所 | 〒393-0015 長野県諏訪郡下諏訪町立町3306 |
電話番号 | 0266-27-5011 |
駐車場 | あり |
URL | ホームページはこちら |