下諏訪のお宿
旅館 奴
四季折々の御料理にもてなしの心を込めて
昭和元年、料亭として創業し、今日でも美味しい料理が評判の宿として、伝統を守り続けています。自然のもの、季節のものを大切に一夕の宴を堪能できる会席料理を提供しています。部屋の随所にもおもてなしの気遣いがあり、控えめながら真心のこもったサービスを感じます。温泉は源泉かけ流しで、貸し切り風呂としても利用することができるので、奴ならではの温泉情緒を堪能してみてはいかがでしょうか。
history お宿の歴史
江戸時代の料理屋から始まった旅館 奴
下諏訪宿が中山道随一の宿場町として栄えていた江戸時代、諏訪大社下社秋宮の近くに「松葉家」という料理屋がありました。昭和元年、その松葉家からのれん分けをして「新松葉家 奴」という会席料理屋ができました。やがて下諏訪町が生糸産業で栄え始めた昭和40年ごろ、たくさんの就業者が行きかうようになり、会社の宴会などの需要も高まりました。そこで、料理だけではなく宿もかねて経営していこうということになり「新松葉家 奴」から「旅館 奴」へと生まれ変わりました。
伝統を守りながら、奴凧のように高く飛ぶ
旅館として営業されている現在でも、料亭だった頃のように、一品ずつ順番に提供される会席料理を楽しめるのが旅館奴の特徴です。また、松葉家の名残として松がモチーフの器があったり、壁の模様に松の絵があしらわれていたりします。お泊りの際にはぜひ当時に想いを馳せながら探してみてください。ちなみに「奴」という名前の由来は、「奴凧のように高く上がるように」という想いが込められているそうです。
お宿のこだわり
元料亭ならではの絶品料理
旅館奴の現4代目若旦那が料理長を務めており、学生のころから京都で修業を積んでいました。そんな料理長が作るのは、出汁と素材にとことんこだわった素材本来の味を引き出す料理。春夏秋冬それぞれの時期の旬食材をふんだんに使い、日本人の五感をくすぐります。すっぽん(冬の時期)や鯉(春の時期)など、一般的に臭みがあるとされる食材もしっかりと下処理をし、苦手な人でも食べられるほど丁寧に仕上げます。既製品は一切使わず、全て手作り。会席料理は1品ずつ順番に、最高の状態でご提供。元料亭だからこそ味わえる「本物」の味をぜひご賞味ください。
貸切無料!源泉かけ流し温泉
露天風呂(岩風呂)と内風呂があり、どちらも源泉かけ流しです。24時間いつでも何度でも、貸し切り無料でご利用いただけます。露天風呂は、近隣の旅館の中では最大級の大きさで開放感があるのが特徴です。どちらも深めの湯舟なので、肩までしっかり浸かることができます。内風呂は露天風呂より少し熱めのお湯となっておりますので、熱めの湯が好きな方は内風呂がおすすめです。
タイプが異なる全4室のお部屋
全4室のお部屋は和室、洋室、和洋室など全てタイプが異なります。旅館らしい和室のお部屋もあれば、昭和レトロなテイストのお部屋もあったりします。泊まるたびに異なる雰囲気のお部屋を楽しみながら、自分の好みのお部屋を見つけてみてはいかがでしょうか。
facility 館内での過ごし方
宿のすぐ側にある観光施設「しもすわ今昔館おいでや」には、中国北宋時代の天文観測時計を実物大で復元した「水運儀象台」があります。夜はライトアップされるのですが、なんと宿の一番奥の部屋に泊まると、窓からライトアップされた水運儀象台を眺めることができます。日中は見ることができない姿を、特等席で贅沢に眺めてみてはいかがでしょうか。(※写真はイメージです)
お宿おすすめ
厳選スポット
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二葉屋酒店
宿から徒歩2分の二葉屋酒店の店内には、角打ち(立ち呑み)の「一水」があります。ここでは諏訪の地酒などを楽しむことができます。軽く一杯飲んでから、宿でゆっくり温泉に浸かるのも一興ではないでしょうか。
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新鶴本店
宿から徒歩2分の老舗和菓子屋さん。旅館奴チェックイン時のお着き菓子はこのお店のものです。名物の塩羊羹はこの店舗でしか手に入らないので、遠方からわざわざ足を運ぶ人もしばしば。お土産におすすめです。
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青塚古墳
宿の真裏にそびえる、諏訪地域では唯一の前方後円墳。巨大なケヤキの木が特徴的です。かつての諏訪の豪族が眠っていると言われていますが、詳細は不明というミステリアスな古墳です。散歩がてらぜひ立ち寄ってみてください。
Information
営業形態(休日) | 水曜日休館 |
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宿泊料金目安 | 19,800円(税込)~ ※1泊2食2名利用で1名あたり |
住所 | 〒393-0015 長野県諏訪郡下諏訪町立町3346 |
電話番号 | 0266-27-8530 |
駐車場 | あり |
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