一生ものの「機械式腕時計」を作ろう

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日本近代時計発祥の地、 長野県下諏訪で本格的な機械式腕時計の組み立て体験をしてみませんか?

国家資格を持つ技師の指導で、ムーブメント部品を一から組み立てます。
どの部品がどんな役割をするか、わかりやすく解説しながらの作業になるので、 仕組みについても深く学ぶことができます。

所要時間は約6時間。完成した時計は当日お持ち帰りいただけます。

諏訪と時計の深い関係

標高が高く、冬の寒さが厳しい諏訪湖周辺は、湿度が低く、晴天率が高い所です。のちに「東洋のスイス」と呼ばれるほど発展した諏訪の時計産業は、山崎屋時計店(現株式会社ヤマザキ)の山崎久夫氏の熱意から始まりました。山崎屋時計店では、戦時中に、服部時計店(現セイコーホールディングス株式会社)の時計を製造していた第二精工舎の委託で、腕時計の組み立てを開始。さらに、山崎氏はこの時計組み立てを諏訪の地域産業にしようと、昭和17年、第二精工舎の協力工場、有限会社大和工業を設立しました。当初は味噌蔵を改造しただけの粗末な工場でしたが、その後第二精工舎の疎開先として諏訪が選ばれ、終戦後も第二精工舎諏訪工場が諏訪に残った背景には、この工場の存在が大きく起因したといわれます。
そして、昭和34年、第二精工舎諏訪工場と大和工業は合併し、諏訪精工舎(現セイコーエプソン株式会社)となり、諏訪の時計産業は「東洋のスイス」と呼ばれるまでに発展したのです。

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