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諏訪湖の御神渡り(おみわたり)について

2025.01.14

諏訪湖が全面結氷すると南の岸から北の岸へかけて氷が裂けて、高さ30cmから1m80cm位の氷の山脈ができます。
これは諏訪神社上社の建御名方命(男神)が下社の八坂刀売命(女神)のもとへ通った道筋といわれています。
諏訪市の無形民俗文化財に指定されている御渡り神事は古来八釼神社の特殊神事です。
諏訪湖に御渡りができると宮司と氏子総代、古役、小和田各区長等約60名が、諏訪明神の通った道とされる氷の亀裂を拝観し、その年の農作物、社会情勢の吉凶、気候雨量等を占い、結果を公表します。
(出典:諏訪市博物館なんでも諏訪百科
近ごろは暖かい年が続き、結氷しない「明けの海」となることが増えています。
直近では2018年に八剱神社によって「御神渡り」が認定されました。
2022年は、1月7日、9日、15日、16日、17日、18日、20日、22日、23日に全面結氷と認定されています。

諏訪湖のライブ映像配信(2025年2月28日まで)について

諏訪地域振興局において、諏訪湖が結氷した際の安全対策の周知と、県内外の方に広く諏訪湖の様子を見ていただくことを目的として、諏訪湖の映像をインターネットで配信しております。観賞に来られる際は、結氷状況や天候、駐車場等をご確認いただき、安全へのご配慮をお願いします。

映像はこちらで確認できます(外部リンク)

注意事項:停電・回線トラブルにより映像がうまく見られない場合や復旧までに時間がかかることが想定されます。

氷上への立ち入りは大変危険です

諏訪湖は温泉や天然ガスが湧き出ているポイントがあるため、ところどころ氷が薄くなっています
氷の厚さや強さにムラがあり、状態も日々変化しているため大変危険です。
地元住民・観光客の皆さまは諏訪湖の氷の上に立ち入り、落ちることのないよう、十分に注意してください。
氷が割れ、冷たい水に落ちてしまうと、救助が大変困難で命の危険があります。
感染対策をして安全な場所から、他の方と距離を取ってご覧いただくようお願いいたします。
諏訪湖周辺の道路は日常的に混雑しています。路上駐車・近隣への迷惑駐車は絶対におやめください
御神渡りの神事や生業のための漁師の氷上への立ち入りは、伝統と長年の経験に基づいて行われているものです。
過去には氷が割れ落水する事故や、氷上で転倒し負傷する事故も起きています。
湖岸に打ち寄せられている氷の上に登ったり、お子様を立たせて写真を撮影したりすることも危険です。
マナーを守って安全な場所から景色を楽しみましょう。

(諏訪地区観光客安全対策推進会議 発表)

 

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