【9/18開花情報】本格的に紅葉が始まり、トリカブトの群生は見頃を迎えています

今週も先週に引き続き曇りや雨が多い一週間となりました。

そんな中、八島ヶ池のシツゲンヤマウルシは色鮮やかに紅葉しています。

秋の花々も咲きながら、湿原の主役は草紅葉や様々な植物の種子や果実に移り変わっていきつつあります。

 

一瞬の晴れ間。標高1630mの秋の空はとてもクリアです。八島ヶ池をよく見ると、シツゲンヤマウルシが色鮮やかに紅葉しています。木道から島は少し離れているので、望遠鏡などがあるとよく観察できます。フウロやタカトウダイ、ヤマブドウなどの紅葉もさらに進んできました。ヤマブドウの葉はまっ赤!私たちが想像する以上に、様々な植物が紅葉します。こちらはヤナギランでしょうか。カエデの仲間も色鮮やかに。湿原内では、ヤマドリゼンマイの褐葉も始まっています。マムシグサの実も色づきました。秋のお花もまだ咲いています。鷲ヶ峰では、ツクバトリカブトの素晴らしい群生が見頃を迎えています。第二峰周辺を中心に、見渡す限りの群生です!まさに今週末が見頃のピークかと思います。お越しの際は、ぜひこの景色を体験してみて下さい。こちらはナガミノツルキケマン。毎年咲きますが、こちらも今年はこれまで見なかったような場所にまでたくさん咲いています。今年はキツリフネもたくさん。後ろに長く伸びた形が面白いですね。前から見るとこんな形。花の下の方に見える細長いものは種子です。花シーズンのアンカー的な存在、ナギナタコウジュも開花しました。鷲ヶ峰のものや霧ヶ峰のインターチェンジなどで見られるものは濃い紫色。八島ビジターセンターの前には白っぽいものが毎年咲きます。どうやら咲く場所の日照時間によって色が変化するようです。「香薷」という名だけあって香りもかなり個性的なので、観察の機会があればぜひ体験してみて下さい。ノコンギクイヌゴマヤマラッキョウもしっかり開花しました。蕊の色まで可愛らしいですね。甘い香りのサラシナショウマも、まだ楽しめます。今年は雨が多くなかなか湿原には…という方も多いかもしれませんが、雨が降ると様々な香りが際立ち、また違った体験ができます。群生しています。すでにこのように実がついたものも。霧の中の姿もまた美しいです。雨ならではの美しさはこんなところにも。蜘蛛の巣はまるでレースの様。ススキの穂には禾(のぎ)とよばれる長い毛に繊細な水玉が。幻想的な、霧の中のハバヤマボクチ。今週も、様々な種類の蝶たちが飛び交っていました。ウラナミシジミの姿に秋の訪れを感じます。キアゲハの幼虫、ふくふくと育っていました。悪天候時にはしっかりと防寒のご用意を。また、木道は雨で濡れた状態だと大変滑りやすくなりますので滑りにくい靴だと安心です。

どうぞご安全に、秋の湿原をお楽しみください。

【予告】10月より、開館時間が9:30~16:30に戻ります。

ご来館の際には、どうぞご注意くださいませ。

 

最高気温(前日)18.5度  最低気温(前日)10.5度  地温 15.2度

湿度 99.9%  風向 東北東  風速 2.4m/s

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