【8/21開花情報】秋の植物が増えています

陽射しは強いながらも風は涼しく、さらに秋の花も増え、湿原は初秋の風景となってきました。

毎年お盆を過ぎると、ぐっと季節が進んでいくのを感じます。

お花はたくさんの種類が咲いていますので、まだまだ観察を楽しめます。

 

爽やかで落ち着いた空気が気持ち良いです。ススキの穂が一気に増え、ワレモコウやヤツタカネアザミと相まって秋らしい眺望となっています。秋は空気が澄んで、空の色が濃くなるようです。八島ヶ池や鎌が池にも秋空が写って綺麗ですね。今年の開山バッチのデザインにもなっているアサマフウロはまさに群生の最盛期を迎えています。名前のつく浅間山周辺でも数が減り、群生が見られるのは珍しいようです。思わずカメラのシャッターを押してしまうような咲きぶりです。群生の様子は、鎌ヶ池周辺でご覧いただけます。また、この季節はタチフウロとハクサンフウロの3種が揃っている時期でもあります。実際に見比べることのできる貴重なタイミングかもしれませんね。

タチフウロハクサンフウロタムラソウも見頃になりました。他にもたくさん、紫色の花々が開花しています。

トモエシオガマフタバハギとコバギボウシかわいい三つ子のような花は、マルバハギミヤコアザミヤマハッカシュロソウクルマバナゲンノショウコヤナギランは花のピークが過ぎ、少しずつ種子や綿毛が見えるようになってきました。サワギキョウも、美しい群生が見られます。気付きにくいのですが、よく見ると湿原の中や鬼ヶ泉水の島にもびっしり咲いています。他にもまだたくさんの花々が咲いています。

ワレモコウメタカラコウヤマハハコイワショウブオオバコウモリゴマナキツリフネサラシナショウマも開花。アキノキリンソウ様々な植物が集まって、秋の花束のようです。

今週も色々な生き物の姿を確認しました。

この真っ黒な幼虫は…クジャクチョウの幼虫でした。成虫になるとこんなに美しく変身するんですね。八島ではこの季節、幼虫が日本のホップと言われるカラハナソウの葉に群がっていることが多いです。これから徐々に花が少なくなっていくこともあり、虫たちは活発に蜜を集めています。先週もうそろそろ見納めかもと思ったアサギマダラは、なんと今週、湿原内を乱舞していました。雌の姿を目にする機会も増えたようです。

跡翅に黒い斑紋(性標)が見えないのが雌。こちらが雄です。もし湿原でアサギマダラに出会えたら、そっと観察してみて下さい。ハチの脚には花粉のお団子が。ノビタキはこうして花や草の上にとまっている姿が見られます。ホオアカの幼鳥は、しばらくこのノリウツギでゆっくりと鳴いていました。

初秋の八島湿原に、どうぞ足をお運びください。

 

最高気温(前日)24.1度  最低気温(前日)16.2度  地温19.0度

湿度99.9%  風向 西  風速 2.2m/s

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