陽射しは強いながらも風は涼しく、さらに秋の花も増え、湿原は初秋の風景となってきました。
毎年お盆を過ぎると、ぐっと季節が進んでいくのを感じます。
お花はたくさんの種類が咲いていますので、まだまだ観察を楽しめます。
爽やかで落ち着いた空気が気持ち良いです。ススキの穂が一気に増え、ワレモコウやヤツタカネアザミと相まって秋らしい眺望となっています。
今年の開山バッジになっているマツムシソウも、まだ観察できます。この淡い色合いがなんとも美しいですね。
ヤマハハコもたくさん咲いています。素朴ですが、とても可愛らしいですね。
秋らしいハギの花々もたくさん咲いています。こちらはマルバハギ。
フタバハギ
春からにょきにょき伸びていたベンケイソウもついに開花しました。
ボタンヅルは繊細な美しさ。
色鮮やかなタムラソウ。
夏の名残のフウロ属もまだ綺麗に咲いています。今年はタチフウロも多いようです。
アサマフウロ。今年は当たり年のようで、鎌が池周辺に見事な群生が見られます。
今年はサワギキョウも数が多いです。水際で、ワレモコウと風に揺れる姿が美しいですね。
キク科の花も咲いています。こちらはシラヤマギク。
ユウガギク
よく見ると様々な実もなっています。観察してみると楽しいですよ。ウドの実は色づいてきています。
ユニークな形のツノハシバミの実。
クマシデ
ミズナラの実も大きくなってきました。
夏から秋に移り変わる八島湿原に、どうぞ足をお運びください。
最高気温(前日)28.0度 最低気温(前日)16.3度 地温21.0度
湿度86.7% 風向 西北西 風速 1.3m/s