ついに花のハイシーズンとなりました。
これから8月前半まで、どこを見ようか迷ってしまうほどたくさんの花々が咲き乱れる季節が続きます。
早くもヤナギランがたくさん咲き、群生となっています。
アカバナシモツケソウも見頃を迎え、鮮やかな色合いが湿原に映えています。
シシウド、ノアザミ、コオニユリ、クガイソウなど夏の花もどんどん開き、湿原全体がまるで花束のようです。
ハクサンフウロに加え、アサマフウロやタチフウロも少しずつ咲き始めているので、ぜひ湿原内を探してみてください。
アサギマダラは6月初旬には飛来したもののあまりたくさんは見かけなかったのですが、今週になって数が増え、お客さまも喜ばれていました。
ふわりふわりと飛ぶ姿はやはり何とも美しいですね。
すっかり真夏の景色になりました
ヤナギランの群生が見事です。
アカバナシモツケソウ。蕾は小さくてつぶつぶしています。
シシウドの開花
ウドとハロ
オカトラノオ。ひとつひとつの花が可愛らしいです。
湿原内のクサレダマ。去年よりたくさん咲いているような気がします。
オオヒナノウスツボ。あまり主張しない印象ですが、赤くて小さな花を見つけると嬉しくなります。
クルマバナ
オトギリソウ
アサマフウロは、濃くて赤い色です。
タチフウロ。花弁が少し尖っているのが目印です。
クガイソウやアカバナシモツケソウなどたくさんの植物が入り混じって咲く様子は、まさに天空のお花畑です。
ヨツバヒヨドリとアサギマダラ。翅が透き通っていて、ふわりふわりと飛ぶ姿が本当にきれいです。
ここ最近、よく木道のすぐそばで姿を見せてくれるウグイスがいます。逃げもせずずっと良い声で鳴いていて、お客様と一緒に感動しました。
ここ数日、霧ヶ峰は毎日雷雨や雹が続いています。
高原の天気は変わりやすく、急にスコールのような雨や雷に見舞われる可能性があります。
晴れていても雨具やレインウエアなどのご用意があると安心です。
遠くであっても雷が聞こえたら早めに帰り始める等、どうぞ安全確保を第一に散策をお楽しみくださいませ。
最高気温(前日)27.5度 最低気温(前日)16.2度 地温20.4度
湿度83.4% 風向 西北西 風速 1.5m/s