今年の夏も暑かったですね。八島湿原の朝晩は肌寒くなってきました。高原は秋です。
ツクバトリカブト、エゾリンドウ、タムラソウなど紫色のお花が増えてきました。
カンタンの美しい鳴き声も聴こえはじめ、花や虫が秋を実感させてくれます。
吹き抜ける風は爽やかになってきましたが、晴れの日はいまだに日差しは強いので、
日除け対策や水分補給を忘れずに八島湿原の散策を楽しんでくださいね。
旧御射山神社から八島ヶ池に向かう木道の空は、終わりゆく夏を惜しむような色でした。白樺の葉もこれからは色を変えていきます。標高約1600mにある八島湿原一帯は、白樺(シラカバ・シラカンバ)と主に高山で生育する岳樺(ダケカンバ)の両方を見ることができます。
ハバヤマボクチも少しずつ色合いが変わってきました
ツクバトリカブトがいろいろな場所で開花し始めています
紫色に交じって、白いタムラソウが咲いていました
ヤマラッキョウも赤くなってきました
早めに咲いたイワショウブは赤い実になってきました
双眼鏡で覗くと、八島ヶ池手前のツルコケモモも実を赤く変える途中のようです
ビジターセンターのすぐ横でジョウビタキが鳴いてました
カルガモがスイスイ泳いでます
ゴイシシジミは笹の葉につく虫を食べるそうです
鷲ヶ峰の名前の由来は、諸説あるようです。地元出身の新田次郎さんの著書『鷲ヶ峰物語』を以前読みました。短いストーリーですが、少々怖い内容だったことを覚えています。
最高気温(前日)25.4度 最低気温(前日)13.1度 地温 18.9度
湿度 84.9% 風向 西北西 風速 2.0m/s