草紅葉の色も深まってまいりました。
湿原全体が秋色に覆われている中、植物の鮮やかに色づく実が美しい季節です。
湿原の様子は日々変化していますので、いつお越しになってもその時だけの風景を楽しめます!
八島湿原と霧ヶ峰のたおやかな山々、手前には八島ヶ池。ほんの少し頭を出しているのが諏訪富士と呼ばれる蓼科山です。別名「女(の)神山」ともいい「ビーナスライン」の由来となりました。ビジターセンターから徒歩1分位でこの風景に出会えますよ!
ノブドウの実は一粒ごとに色が違って見飽きません。
ノイバラの実は木立の中にひときわ目立ちます。
ズミの実がだんだんと赤くなってきました。
ミズナラもどんぐりをつけてます。実が落ちて音が林に響きビックリします。
タカトウダイの紅葉が鮮やかです。
シツゲンヤマウルシも秋色の湿原に見事な朱を浮かべています。
草原の梢にとまるノビタキ(雄)冬の羽になっていますね。南に帰る前に何を想っているのでしょうか。
鎌ヶ池では2羽の水鳥がしきりと水中から何かをついばんでいました。
石の下からこんにちは!ニホントカゲが鷲ヶ峰に向かう登山道の下から顔を出してくれました。
リンドウやナンテンハギなど、草紅葉の中で花を咲かせている植物もあります。
ダケカンバの脇を歩いているとカンタンの鳴き声が聴こえてきます。秋ですね…。
八島ヶ原湿原はハート形なので「恋人の聖地」らしいですよ。ぜひお越しくださいね!
最高気温 13.0度 最低気温0.8度 地温 11.1度 湿度 77.5% 風向 西
風速 3.2m/s